ジョイントベンチャーから誕生したワイナリー「アリストス」

「アリストス」ってどんなワイナリー?

フランスにリジェ・ベレールという、ワイン用のブドウを栽培している畑があります。

そのリジェ・ベレールの当主と、ワイン作りの経験を持つ人物、さらには地質調査のプロフェッショナルの計3人によって設立されたワイナリーがアリストスです。

地質学者の存在が面白いところ。ブドウは土壌によって出来が変わります。
それを重視していることがうかがえますね。

初めてワインの販売を行ったのが2007年ですから、アリストスはとても新しいワイナリーだということがわかります。

しかし、その後すぐにワイン専門誌で高得点を叩き出し、一気にチリの有名ワインの仲間入りを果たしました。

アリストスのワインは銘柄によって細かな産地が変わりますが、基本的にはセントラル・バレー地方で栽培されたブドウを用いてワインを醸造しています。

彼らが目指しているのは、飲みやすいワイン。
深みや濃厚さはあるものの、しかし爽やかで軽やかに飲むことができるアルコール分が主張しすぎないワインを理想としています。

「アリストス」が手掛けるチリワインについて

アリストスのワインの中でも、世界で高い評価を受ける2つのワインをご紹介します。
・デュケ・ダ
・バロン・ダ

どちらも赤ワインですが、年間の生産量が非常に少ない点に共通点があります。

デュケ・ダ

アリストスの名を世の中に知らしめた赤ワインがデュケ・ダです。
ワイン・アドヴォケイトというワインの専門雑誌があるのですが、2008年にこの雑誌で高得点を出し評価を一気に上げました。

原料となっているブドウはカベルネ・ソーヴィニヨン。
セントラル・バレーの中のラペルバレーという地域で栽培・収穫されたブドウが使われています

力強さも感じさせながら、とても甘い香りとバラのようなエレガントな匂いを持っているところが魅力です。

価格帯は1万円前後。
しかし、年間に3,000〜3,500本ほどしか生産されないため、とても稀少です。

カベルネ・ソーヴィニヨンを贅沢に使い生産量が限られているにもかかわらず1万円前後というのは、相当安いと言ってもいいでしょう。

バロン・ダ

男爵という意味を持つ赤ワインのバロン・ダ。

こちらのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンやマルベック、カルメネールなど複数の品種のブドウをブレンドし複雑な味わいを表現しています。

年によってブドウの配合等は変わりますが、カベルネ・ソーヴィニヨンは主にセントラル・バレーで栽培したものを使用。
その時々で最高の味を出すべくブレンドされています。

濃縮した果実味と、適度なタンニンと酸が複雑に入り混じり、とても奥行きのある味と香りが口と鼻の中にもたらされます。
癖になるような味わいが特徴で、舌の肥えている人こそ楽しめる一本となるでしょう。

価格は7,000円前後となっていますが、こちらも年間生産量は3,500本前後なので、とても稀少です。

「アリストス」のまとめ

  • フランスの有名なブドウ畑の当主とワイン作りのプロ、地質学者の3人で設立されたアリストス
  • 2008年にワイン雑誌で高得点を出し世界にその存在を知らしめた赤ワインがデュケ・ダ
  • バロン・ダは複数のブドウ品種を使った年間生産量3,500本前後の稀少な赤ワイン