通称チリカベ★カベルネ・ソーヴィニヨンを使った人気ワインを紹介!

チリ産ワイン×カベルネ・ソーヴィニヨン「チリカベ」

ワインに興味を持ち、色々と調べたり飲み比べたりしていると、必ず出会うことになるのが「チリカベ」です。

妖怪の名前みたいですが、もちろん違います。

チリカベとは

カベルネ・ソーヴィニヨンを使って作られたチリ産のワインを指す言葉

カベルネ・ソーヴィニヨンというのは赤ワインの原料になる黒ブドウ品種の一つ。
原産はフランスのボルドーですが、世界中で栽培されている、とても有名な品種です。

この品種は、実がとても小さくて、種が大きく皮が暑いという特徴を持っています。

そのためワインを作ると種や皮の渋味、いわゆるタンニンがしっかりと抽出され、重みのある赤ワインへと仕上がります。

チリで作られているカベルネ・ソーヴィニヨンは、それにさらに果実味がプラスされ、タンニンの渋味もありつつ、濃厚でフルーティーな赤ワインになる傾向が強いです。

熟成させることで味や香りがまろやかになり深みが増す品種ではありますが、チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨンは果実味溢れた味わいが特徴なので、チリカベは短い熟成期間でも美味しくいただくことができます。

日本で人気のチリカベ

日本にいながら楽しむことができる人気のチリカベをご紹介します。

マンソ・デ・ヴェラスコ

マンソ・デ・ヴェラスコはミゲル・トーレス・チリというワイナリーの送り出したチリカベです。

このワイナリーはもともとスペインでブドウ栽培やワイン醸造を行っており、その経験と知識、技術を生かしてチリでもワインの生産を行っています。

使用しているのは、カベルネ・ソーヴィニヨンのみ。

価格は8,000円ほどと少々お高めですが、味は本物です。
ブドウの味が詰まっており、香りも凝縮。

フレンチオークで1年以上熟成されているためタンニンも豊富で、しかしまろやかでしなやかな舌触りも堪能できます。

殺虫剤や除草剤なども使用せずにブドウを栽培していますから、安心しながら飲むことができる安全なチリカベとなっています。

モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン

チリを代表するワイナリーであるモンテスが生み出したアルファシリーズの一本、モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン。

原料の90%ほどはカベルネ・ソーヴィニヨンとなっていますが、一部メルローなどが使われることがあります。

この赤ワインは、非常に複雑な風味が特徴です。
プラムやベリーの香りに、ほのかに香る黒胡椒のスパイシーな香りやタバコの香ばしさがプラスされ、香りもとても複雑。

味は芳醇でタンニンの主張も程よく、心地のいい余韻が残ります。

この味と香りで2,000円ほどですから、とても安いですし、チリカベに興味を持ったら絶対に手に取っておかなければならない一本でもあります。

ヒューソネット・カベルネ・ソーヴィニヨン

ヒューソネット・カベルネ・ソーヴィニヨンを作っているアラス・デ・ピルケは、サラブレッドの飼育も行っている少し変わったワイナリーです。

アラス・デ・ピルケがワインを作り出したのは2000年代に入ってから。
イタリアのワイナリーと協力しながら魅力的なチリカベをはじめ、質の高いワインを生み出しています。

カベルネ・ソーヴィニヨンを使い、フレンチオーク樽で1年以上熟成し、そのまま濾過などせずにボトルに詰められます。

樽の香りもしっかりと閉じ込められているため、香ばしいタンニンの香りもしっかりと感じられるでしょう。

果実や大地の香り、さらにはハーブのような清々しさも相まって、非常に高貴な香りを楽しむことができます。

味わいもとても複雑で、程よい酸味と渋味によって、飽きのこない飲み口を体感することができるはずです。

価格は2,500円ほど。
チリカベの中でも少し特殊で話題性があるという意味では、とてもリーズナブルなワインとなっています。

チリワイン造りに最も恵まれた土地「セントラル・バレー地方」の特徴南米最高峰の山がそびえるチリワインの理想郷「アコンカグア地方」チリワインの生産地として今大注目のチリ南部「サウス・バレー地方」主要なチリワイン産地の中で最北に位置する「コキンボ地方」の特徴