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「ヴィーニャ・タバリ」ってどんなワイナリー?
ヴィーニャ・タバリは2003年に設立されたワイナリーですが、実際に動き出したのは1993年からとのこと。
10年をかけてブドウ畑を開拓し、チリ北部でトップクラスのワインを生産することを目指して設立されたそうです。
ヴィーニャ・タバリはコキンボ地方の中のリマリバレーというところにブドウ畑を構えています。
ブドウ畑は180ヘクタールほど。
大手のワイナリーと比べると小さめですが、こだわりのあるブドウ栽培を行うことを考えると、適度な大きさなのかもしれません。
このあたりには歴史的な遺産も存在し、大昔の住人が宗教的な儀式を行っていた地とも言われているそうです。
ヴィーニャ・タバリはこの地のスピリチュアルなパワーを信じているようで、その力も借りて美味しいワインを作ろうとしているとのこと。
もちろん味も素晴らしく、ワインの質には定評があります。
ワインの販売を開始した直後から次々と賞を獲得。
初年度で30もの賞を獲得したということですから、ワインの品質は本物です。
「ヴィーニャ・タバリ」が手掛けるチリワインについて
・タバリ”ペトレゴゾ”グランレゼルバ・シャルドネ
どちらも珍しいブドウ品種を使っているわけではありませんが、チリ独特の味わいが感じられるはずです。
タバリ”ペトレゴゾ”グランレゼルバ・カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンのみを使った赤ワインです。
フルボディの濃厚なワインとなっており、完熟した果実の味わいがしっかりと感じられます。
ブラックペッパーのようなスパイシーな味わいも見せつつ、香りにはバニラのような甘さも含まれているので、複雑な風味が楽しめるはず。
重みは感じるものの、非常に上品です。
滑らかさもありますから、ワイン初心者でも飲みづらさは感じないでしょう。
価格も1,500円前後と、とてもお手頃です。
質を考えたら、かなりお買い得と言ってもいいかもしれません。
タバリ”ペトレゴゾ”グランレゼルバ・シャルドネ
こちらはシャルドネを使用した白ワイン。
やはり単一品種のワインなので、混じりっ気が無く、シャルドネの風味を存分に楽しむことができます。
熟成はステンレスタンクですが、だからこそ雑味がなく、スッキリと爽やかな香りが楽しめます。
とても新鮮でフレッシュな味わいが魅力的。
辛口ではありますが、フルーツの甘みも感じ取ることができるでしょう。
そこにひょこっと顔を出すのが塩気です。
余韻にほのかに残る程度ですが、この塩気がワインの味を引き締めてくれています。
非常に軽い口当たりのこの白ワインは、1,500円前後で販売されています。
色味も美しいので、目でも楽しめる一本となるでしょう。
「ヴィーニャ・タバリ」のまとめ
- チリ最北端のワイン産地であるコキンボ地方で2003年に誕生したヴィーニャ・タバリ
- 単一品種ながら複雑で上品な味わいが特徴のタバリ”ペトレゴゾ”グランレゼルバ・カベルネ・ソーヴィニヨン
- 爽やかでほのかな塩気が楽しめるタバリ”ペトレゴゾ”グランレゼルバ・シャルドネも代表的なワイン銘柄の一つ